8割の余裕

2022.5.13

こんにちは、代表カウンセラーのパピヨンです。
今日は管理職(マネージャー)になられた方の心持ちについてお話しさせていただきたいと思います。

理想の求めすぎは自分への信頼を失う

私は企業様での研修をすることもあるのですが、新しくマネジメント業務についた方に必ず聞くことがあります。『皆さんが描く、理想のマネージャーはどんな方ですか?』
・部下の困りごとをしっかり聞ける
・そしてその問題を解決することができる
・部下と上司の潤滑油になる
・部下の課題を把握して成長を応援できる
・上司からの指示を把握して、部下にわかりやすいように伝える
・いつも自部署の状況に目を配り、問題が大きくなる前に対処ができる
・部下のライフワークバランスを上手に管理できる
など、それはそれは理想の上司ですよね!!ということが、出てくる出てくる。。。

もちろん、そうなれたら理想です。
でも、覚えておいてほしいのは 『来月から〇〇に昇格していただきます』と伝えられた瞬間から、こんなスーパーマンみたいな上司になれるでしょうか?
答えは『NO』です!

現実は、そのような自分への期待に対して 、慣れない環境の中できないことばかり。
『私は全然良い上司じゃない。。。』と自分への信頼を失うからこそ、さらに仕事もうまくまわらない。そして、自分を責める日々+たまる一方の仕事からのプレッシャーを感じる日々になるのです。で、本来できるはずのことまで出来ず 自らその状況を辞退する、または上司からマネジメントは時期尚早だったと判断されてしまう。。
これは悲しすぎる結果ですよね。

このようなご相談をくださる方がよく言うのは、『どうして自分が選ばれたかわからないんです。』という言葉。手っ取り早い疑問の解消法としては、上司に質問したらいいと思います!面談の時にでも『なぜ、私を〇〇に選んでくださったんですか?〇〇さんの思う私の強みと課題をお聞かせいただけたら嬉しいです。』
それによって、外から見える自分の強みと課題が具体的にわかるものです。
そして、さらにはその質問をすることで『ちゃんと自己分析をしようとしているんだな』と好印象さえもたれることでしょう。(実際私は部下にその質問をされた際に、その人の気概を感じて嬉しかったです!)

そして、それを聞くと大体が『現時点でできていること、現時点での強み』だったりするんです。実際にクライエント様に是非上司に問いてみてくださいとお話しした後行動に移した方は『あ、引き続き私らしく〇〇であればいいんだな。。』と安心される方がほとんどでした。
なぜなら、上司があなたを選抜した時はまだあなたは今のポジションでマネジメントをしているわけでもなかったですよね?今までの働きを見て、この人がこの役職(今のポジション)にふさわしい!と判断した。であれば、今の時点では現状の働きでのスタートでOKってこととしてもとらえられます。もちろん、その後進化・成長は求められているとは思います。でも、最初からバリバリ活躍できます!!なんて人に変身しなければならないわけではないということを、今一度受け止めてみてください。

8割くらいがちょうどいい

そしてもう1つ大切な事として感覚を持っていていただきたいのは『常に自分の感覚の中で稼働8割ぐらいの感覚でマネジメントすること』です。悩んでご相談くださる方は大体『毎日ギリギリのラインで120%で対応してます!』とおっしゃるのです。一生懸命されているのは大変すばらしい事です。でも、マネジメントをしているとわかると思いますが、
*突然起きる不慮の事案への対応
*部下の仕事ぶりを見る余裕
*新しく学びを取り入れる隙間
は、120%の日々では難しくありませんか?

2割の余裕があるからこそ、不慮の対応もスムーズにできたり皆の頑張りにしっかり目をむけられたりコミュニケーションが取れたり。そして未来への投資である学びができたり。そしてさらに言うと、日々120%であくせく働いている上司を見て部下は『私も〇〇のポジション目指したいなあ。。♡』と思うでしょうか?
きっと、『あのポジションになると大変そうだから昇格したくないな』と思う人もいるでしょう。部下が育ち昇格したい!と意欲を持つことも上司が大きく影響していることが多いですからね^^
次回はじゃあどうしたら8割で稼働できるようになるか?について書きたいと思います!

それでは今日も読んでいただき、ありがとうございました。
あなたの管理職としてのお悩みについても、お話しできるのを、楽しみにしております。

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